神な三国志の武将と言えば関羽ですが、子孫はどうなったのでしょうか。
関羽雲長の子孫は、皆殺しにされてしまった、といううわさがあるのです。真偽と理由をきっちり述べていきます。
そして、関羽の息子に関平と関興がいるのです。どのような最後で、どのような活躍をしたのでしょうか。
関羽には、綺麗な娘もいたのです。武神な関羽の娘は、どのような役割を果たしたのでしょうか。
また、蜀漢の有名武将である張飛や趙雲の子孫も解説しています。張飛や趙雲は大将軍でしたが、子孫たちも武勇に優れた武将なのでしょうか。
他にも、関羽自体の最後も論じています。凄い武将に見える関羽にも、欠点が潜んでいたのです。
三國志の関羽雲長の子孫を説明していきます！
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関羽の子孫は皆殺しにされました
関羽雲長の子孫たちは、ほぼ皆殺しになってしまったのです。
- 関羽の子孫の現在
- 張飛益徳（ちょうひえきとく）の子孫
- 肝バツグンな趙雲子龍の子孫
魏と蜀漢が争っていた際に、関羽は魏軍に大勝利し、魏将の龐徳（ほうとく）を打ち取りました。
後に、魏によって蜀漢が滅亡した際に、龐徳の息子の龐会に敵討ちとして、関羽の子孫はほぼ皆殺しにされたのです。
そして実は、龐会からの皆殺しから生き残った関羽の子孫もいると言われています。
記録に残っていないだけで、関羽の子孫は、龐会の子孫を皆殺しにしたのでしょうか。
ちなみに、魏の龐徳は関羽に最後まで苛烈に抵抗して斬られたので、曹操への忠誠心を大いに示しました。
三国志の関羽の子孫は、皆が殺されてしまうという大事件に遭遇したのです。
関羽の子孫の現在
三国志の関羽の子孫は、一般的な説では、ハッキリしていません。
ですが、関羽の子孫を名乗っている人は存在しています。
そして、唐の時代の関播は、関羽の子孫で末裔とされており、なんと宰相を務めたと言われているのです。
関羽雲長は将軍な人物でしたが、子孫になると、諸葛亮孔明なキャラになっていたのでしょうか。
また、関羽の息子である関興の息子には、関統がいました。地位的には出世したのですが、どのような活躍をしたかは明確でないのです。
他にも、関羽の息子の関興には、関彝（かんい）がおり、鍾会の乱で亡くなったとされています。
今の時代だと、誰が本当に関羽の子孫かは、明確でないのです。
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張飛益徳（ちょうひえきとく）の子孫
張飛の子孫は、息子の張苞（ちょうほう）と張紹がおり、娘2人は劉禅の皇后になりました。
張苞は勇敢な将軍で、関羽や張飛の復讐戦である夷陵の戦いで、大活躍したのです。
関羽と張飛が、義兄弟として固い絆で結ばれていたように、張苞は、関羽の息子の関興と義兄弟となって戦果を上げました。
そもそも張飛は、関羽の復讐戦に赴く前に、過酷な対応に耐えかねた范彊と張達に打ち取られて、2人は呉に逃げ込んでいたのです。
その2人を張苞は呉に攻め込んだ際に処刑し、父の無念を晴らしました。
そして、張紹は蜀漢降伏を見届け、かなり重要な印璽も管理しました。
劉備玄徳の息子の蜀漢皇帝劉禅は、張飛の娘の姉の方が亡くなった後に、妹の方を皇后としたのです。
三国志の張飛の子孫は、張苞と張紹だけでなく、2人の娘もいました。
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肝バツグンな趙雲子龍の子孫
三国志の蜀漢の趙雲の子孫には、息子の趙統と趙広がいます。
趙統は、存在していたことが分かるレベルで、あまり活躍は残っていません。
趙広は、蜀漢の大将軍姜維と共に戦い、亡くなったとされています。
そして、趙雲は劉備の子孫の劉禅を長坂坡の戦いで救ったことがあるのです。
強大な勢力を誇る曹操が、劉備の影響力を危惧して追っ手を差し向けました。
その曹操軍と劉備軍が激突したのが、長坂坡だったのです。
ちなみに、劉備が呉との戦で大敗した際も、趙雲が上手く動いたおかげで、物資をあまり浪費しませんでした。
劉禅だけでなく劉備のことも助けた趙雲の子孫として、息子の趙広と趙統がいました。
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関羽の息子は関平と関興
蜀漢の武神な関羽の息子は、関羽と共に打ち取られた関平と諸葛亮からも信頼された将軍の関興がいます。
関羽は呉の策略により打ち負かされ、関平もあえない最後を迎えたのです。
父の関羽が危難にあえぐ中で、自らだけが生き残るのは、忍びなかったのかもしれません。
関平は、関羽の養子という説も存在しています。関羽に気に入られるくらいなので、その時点でも、ひとかどの人物だったのでしょう。
そして、関興は、父の弔い合戦である夷陵の戦いで、主君劉備の身代わりとなって助けたのです。
父の関羽と同じで、劉備想いな忠義な武将だったのでしょう。
関羽の息子には、関羽と一緒に亡くなった関平と諸葛亮孔明からも評価された関興がいました。
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関銀屏（かんぎんぺい）が関羽雲長の娘です
関銀屏と孫権の息子との縁談話が出たのですが、関羽は、孫権側をののしった上で断りました。
三国志の関羽は、呉から打ち取られるのですが、縁談の際に孫権の恨みを買っていたことも、要因なのです。
関銀屏は、孫権から望まれるほどの美貌と才能を有していました。
もしも、孫権と関羽がしっかり結び付いた場合、呉を政治的に掌握するやり方もあったでしょう。
魏に益州と荊州から攻め込み、更には呉からも攻め込んだ場合、強大な魏でも支えきれなかったのではないでしょうか。
ちなみに、関羽ほどの人物なのに妻のことはあまり記録に残っていません。
三国志の関羽の娘には、呉の主君孫権の息子との縁談が存在していましたが、孫権側を批判した上で拒否しました。
関羽子孫の他の話
三国志関羽雲長子孫の他の情報もお知らせしていきます。
- 関羽雲長の最後
- 関羽の強さの表れ青龍偃月刀と関羽像
関羽を語る上で、関羽の最後は外せないでしょう。武勇に優れているはずの関羽が、なぜ打ち取られてしまったかを語ります。
敵方に優れた策士や軍師がいて、関羽を上手く操ったのでしょうか。
強大に見える人物も、どこかしら弱点を有しているものなのでしょう。
また、関羽と言えばこの武器と述べられる青龍偃月刀があるのです。青龍偃月刀の熱いエピソードも、説明していきます。
ちなみに、関羽の身長は200㎝くらいとされているのです。今の日本人の感覚からすると高身長に感じると思いますが、劉備などの蜀漢の武将も、180㎝くらいと言われています。
高身長だと三国志の偉人に、近付けるのかもしれません。
関羽子孫で把握しておくべき他の話も解説していきます。
⇒三国志張飛翼徳！能力最強、長坂の戦い、最後、娘、関羽、劉備も解説
関羽雲長の最後
三国志の関羽は、魏で大戦果をあげましたが、人格上の弱点を呉から突かれ、最後を迎えました。
関羽は尊大さを有した性格で、呉の君主や人々を侮っていたのです。
自分がどんなに偉くなって上手くいっても、人格の問題があると危ないのでしょう。
そして、呉の参謀の陸遜は、関羽を褒め称えへりくだった書面を渡すことで、関羽の油断を誘いました。
魏を攻める際に、呉軍を過小評価してしまい、あまり本拠地の防御を固めずに、動いたのです。
関羽が魏に深入りしていることを確認すると、呉が一気に攻めて来ました。
退路を断たれてしまい、さしもの関羽も流れで打ち取られたのです。
関羽雲長は、魏に勝利しましたが、呉の本質を見抜けずに敗れ去りました。
⇒関羽最後！雲長首、言葉、像、強さ身長、娘妻、張飛死因、曹操も解説
関羽の強さの表れ青龍偃月刀と関羽像
関羽は、かっこいい切れ味の鋭い青龍偃月刀で活躍しました、アジア各地の関羽像にも、青龍偃月刀は、バッチリあります。
青龍偃月刀は、関羽が打ち取られた際に呉に奪われますが、関羽の息子の関興が、取り戻したのです。
関羽の遺志と青龍偃月刀で、関興は、蜀漢軍の主力として飛躍しました。
そして、関羽は神と敬われている面もあるので、あなたの部屋にも関羽像を飾ると、関羽の加護が訪れるかも！
また、インターネットで販売されている関羽像には、開運や金運アップなどのコンセプトもあります。
あなたは、関羽像から何を得たいですか？
関羽は、愛用の青龍偃月刀で三國志の世界を雄飛し、関羽像にも凄さが表れているのです。
⇒三国志りくそん！陸遜最後、劉備夷陵の戦い、諸葛亮、子孫陸抗も解説
まとめ：関羽雲長（かんううんちょう）の子孫は皆殺しに遭いました
三国志の関羽の子孫たちについて語りました。素晴らしい武勇を誇った関羽も、死後に罰せられてしまったのでしょうか。
関羽の息子の関興は、関羽のように青龍偃月刀で活躍したことも書きました。
関羽を知っている武将は、関羽と間違えた人もいたのではないでしょうか。
関羽の残念な最後も説明しました。人格面も修養した関羽なら、劉備を中華全土の皇帝へと押し上げられたでしょう。
そして、関羽の美しい娘も記載しました。娘を孫権の息子に嫁がせていたら、関羽が長生きした可能性はあるでしょう。
また、関羽の義兄弟の張飛の子孫も述べました。息子たちの働きで、父も喜んでいるかもしれません。
関羽の子孫たちは、残念な末路になってしまいました、関羽があまりにも偉大な事も、影響していたのでしょうか。
