三国志の美人姉妹と言えば、大喬と小喬でしょう。
大喬は孫策の小喬は周瑜の妻だったのです。孫策も周瑜も今にまで伝わる偉人なので、大喬も小喬も嬉しかったのでしょうか。
そして、孫策は兵法を巧みに操り、劉勲を出し抜くことで、美人姉妹を獲得したのです。孫策や周瑜にとってもラッキーな勝利だったのでしょう。
また、大喬と小喬は江東のニ喬と呼ばれる美女で、曹操も狙っている美人でした。曹操の欲望を上手く活用したのが、天才諸葛亮なのです。
曹操を高く評価した喬玄と大喬と小喬の父が、同じ可能性があります。本当であれば、かなり複雑で運命的なつながりでしょう。
三國志の大喬と小喬を詳しく解説していきます！
⇒孫権と孫尚香！兄、最後死因、実在、評価、劉備三国志、弓腰姫も解説
⇒江東の小覇王！孫策伯符死因、意味、太史慈一騎打ち、周瑜呂蒙も解説
美女大喬は小覇王孫策の妻
三国志の美人大喬は、呉の皇帝孫権の兄孫策の妻なのです。
孫策は非常に武勇に優れていてオーラもあったため、いにしえの大将軍項羽が、覇王と呼ばれていたことに因んで、小覇王と言われていました。
孫策は項羽のように連戦連勝し、瞬く間に江東あたりを勢力下に収めました。
そして、曹操の本拠地を狙おうかと考えていた矢先、刺客に最後を与えられたのです。
何かを力ずくで手に入れても人心を得ていなければ、すべてが無くなるのでしょうか。
徳を頼むものは栄え、力を頼むものは滅ぶという風な故事がありますが、孫策に当てはまることでしょう。
かわいい美女大喬は、武勇に長けている孫策伯符（そんさくはくふ）の妻を務めていました。
⇒劉邦について！どんな性格の人？部下、雍歯、張良、項羽、劉備も解説
孫策の奇策調虎離山に敗れた劉勲
三国志の孫策は、劉勲を本拠地から兵糧で誘い出し、劉勲の拠点をかすめ取り、大喬と小喬の美人姉妹も確保しました。
兵法三十六計に、防御や備えのある場所から誘い出して、自らに優勢に進める調虎離山（ちょうこりざん）がありますが、上手く利用された実例でしょう。
そもそも美女大喬小喬と孫策周瑜の出会いは、捕虜と戦勝者の関係だったのです。
本音を言うと、美人な大喬も小喬も呉軍や孫策周瑜に対して、良い印象は無かったのかもしれません。
ちなみに、曹操の息子の曹丕も、戦に勝利して、袁煕の美人妻甄姫をゲットしたと言われています。
劉勲（りゅうくん）は、小覇王孫策の策略にハマり、本拠を失うだけでなく、美女大喬小喬も奪われました。
⇒曹叡有能！死因、後継者養子、側近、母甄姫、卑弥呼、曹丕袁煕も解説
かわいい美人小喬はイケメン周瑜の妻
三国志の美女小喬は、美周郎と呼ばれるほどのイケメンだった周瑜の妻でした。
周瑜は、名門の袁術ではなく、勢いのある孫策に味方したのです。
孫策の後継者の孫権が、呉あたりで大勢力を確保したため、周瑜は見通す眼力を持っていたと言えるでしょう。
そして周瑜は、映画レッドクリフで有名な赤壁の戦いの功労者でもあります。
敵の曹操軍があまりにも強大なため、呉でも降伏論が多かったのですが、周瑜は呉の勝利を予測していました。
曹操軍は大軍ですが、船に慣れていないので、呉の熟練な水戦軍団には対抗できず、火攻めで止めを刺されたのです。
ちなみに、袁術は名門のため、新しい王朝を起こし、皆から批判され自滅していきました。
赤壁の戦いの英雄周瑜公瑾（しゅうゆこうきん）の妻が、美人な小喬です。
⇒しゅうゆ三国志！軍師周瑜赤壁の戦い、妻小喬、荊州、ろしゅくも解説
大喬と小喬の死因や最後は不明です
三国志の美女大喬と小喬は、英雄の嫁となりましたが、最期や死因はハッキリしないのです。
そもそも、美人な大喬の旦那の小覇王孫策は、大喬を妻としたすぐ後に、亡くなっています。
かわいい美女大喬は未亡人なので、江東のどこかでひっそりと暮らしたのでしょうか。
美人な小喬も有名なイケメン軍師周瑜の妻ですが、あまり明確な活躍が書かれていないのです。
普通に生きていましたが、目立ったことが無かったため、わざわざ後世に残さなかったのでしょうか。
また、大喬と小喬は元々あまり人気というわけではなく、話を面白くするために誰かが、大喬と小喬が美女なところを膨らませた存在だったのかもしれません。
かわいい美人な大喬と小喬は、江東の偉人の妻でしたが、最後どうなったかは分からないのです。
⇒呉の初代皇帝孫権！エピソード、妻、孫策孫堅、性格、晩年死因も解説
曹操も欲しがった美女大喬と小喬
三国志の曹操孟徳は、銅雀台に大喬と小喬を住まわせて楽しみたいと、考えていました。
- 曹操を高評価した喬公の娘が大喬と小喬？
- 大喬と小喬の子供や子孫は不明確です
呉の孫権たちと曹操を戦わせたい劉備の軍師諸葛亮孔明は、曹操の大喬と小喬への野望を周瑜に教える事で、赤壁の戦いへと導いたのです。
美人な小喬が周瑜を旦那としていなければ、赤壁の戦いにならずに、曹操に降伏した可能性もあるでしょう。
そして、臥薪嘗胆で有名な夫差王は、古代中国四大美女の西施を獲得することで、破滅を招きました。
周瑜の妻小喬は、周瑜を赤壁の戦いで大勝利させるほど、性格も良い美女だったのでしょうか。
大喬と小橋が、大変な美人だったため、超世の傑曹操も、確保したいと思っていました。
⇒曹操別れ見逃す関羽！称号、贈り物、赤兎馬、孫権、張遼、劉備も解説
曹操を高評価した喬公の娘が大喬と小喬？
三国志の大喬と小喬の父親が、喬公とされており、曹操を褒め称えたと言われています。
ただ、曹操を評価した橋玄と喬公が、違う人物の可能性もあるのです。
橋玄は曹操に、三国志の未来だけでなく、妻子も頼みたいと考えていました。
曹操は後世では大人物ですが、やはり若い頃はどのような人物か分からない人が多かったため、橋玄の慧眼とも言えるでしょう。
そして、大喬の読み方はだいきょう、小喬の読み方はしょうきょうです。
また、かわいい美女大喬と小喬は、双子ではないと伝わっています。二人とも異なる美貌を有していたのです。
ちなみに、三國無双という人気ゲームでは、美女大喬と小喬を操れます。あなたは大喬と小喬をどう動かしますか？
美人姉妹大喬と小喬は、喬公の娘で、喬公は曹操孟徳に、中国の未来を託したとされています。
⇒ちょうせん三国志！美女貂蝉、父、呂布、最後、美人、かわいいも解説
大喬と小喬の子供や子孫は不明確です
三国志の大喬と小喬は、かなりの美人でしたが、孫策や周瑜との間に子供が存在していたかは、分からないのです。
孫策は大喬と結婚してから、あまり時を移さずに、最期が来ているため、子供が本当にいない可能性が高いでしょう。
そもそも孫策は、江東を制圧するために、擒賊擒王（きんぞくきんおう）の兵法で実力者をどんどん打ち取っていきました。
一見スピード感あふれるやり方ですが、実力者の周りにいる者たちも能力の高い者たちなのです。
曹操の軍師郭嘉の予見通り、孫策は江東の諸将の残党に、最期を送られました。
大喬小喬はかわいい美人でしたが、孫策周瑜との間に、息子や娘や子孫を残さず、最後を迎えたとされています。
⇒三国志かくか！郭嘉名言、死因、諸葛亮、司馬懿、荀彧、曹操も解説
まとめ：三国志の美人でかわいい大喬（だいきょう）と小喬（しょうきょう）
三國志の大喬と小喬が美女であることを解説してきました。あなたも美人がいたら欲しいですか？
武勇に優れた孫策の妻な大喬と、イケメン知略軍師周瑜の妻な小喬であったことも、説明してきました。周瑜が赤壁の戦いで勝利したのも、美人妻小喬がいたからこそなのでしょうか。
大喬と小喬はいつの間にか、三国志の世界で最後を迎えていたことも、語りました。美人薄命という故事成語もありますし、美女だと何かと大変なのでしょう。
また、乱世の奸雄曹操孟徳も、大喬と小喬の美貌に、心を奪われていたのです。曹操ほどの偉人でも、手に入らないものがあるのでしょうか。
そして、かわいい美人大喬と小喬に子供がいたかは、ハッキリしないことも述べました。もしも子孫がいたら、同じように美女やイケメンだったのでしょうか。
美女な大喬と小喬は、三国志の美しき華と言えるでしょう。
